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『月刊奈良』の執筆者、編集者をご紹介します。
「与呂豆文化史」執筆 近江昌司先生
経歴
1933年 奈良市に生まれる。
1956年 國學院大学大学院修士課程日本史専攻修了。同年天理大学附属天理参考館学芸員。
1988年 同館副館長。
1992年 天理大学教授、兼副館長。
2016年 名誉教授、兼附属天理参考館顧問。この間、千葉大学・大阪工業大学・花園大学・大阪青山大学の非常勤講師。
研究内容
日本古代中世史。ほかに少し考古学・金石文など。気が多いもので、生涯をかけた研究などはありません。
記事への想い、読者にお伝えしたいこと
好奇心と野次馬精神のまま、主として歴史的な文物についていろいろな事を考えたり、調べたり、仏像したりしたことを、そのまま天国へ持っていってしまうよりも、つたない文章にして残せれば幸せ。と一人よがりの埋め草、時には芸能道楽もさしいれて、ストレス除けにもなっておりまする。
読者諸賢にはお目まだるきとは思いますが、微笑もまじえてお読みくださらば、「幸甚」これにすぎませぬ。
これからの『月刊奈良』へ期待すること
先鞭をつけた奈良のタウン誌です、正道を行くべきでしょう、でもこれだけ同業誌が増えてくると特色をだすのがたいへんでしょう。
市町村とつながりが強そうだから、その辺の強みを大切にしてください。
あえて言えば市町村の情報発信を羅列するだけでなく、記事に強弱の機成、序破急(導入・展開・結論)をつける。
また数寄者、好き者を見いだして、例えば隠れたお店(小さくて安くて旨い。以下同じ)宿・花柄・古物・祈念物・過疎地の風土・難読地名と人名などなど。
いやもうお考えなのでしょうが。
編集長 笹川玲子
経歴
『月刊奈良』の編集に携わり、いつの間にか10年。日々変化する奈良県の日常と積み重なっていく歴史に感動しています。
研究内容
学生の頃から、写真が趣味。古代史に興味津々。昨春、近江先生に連れて行っていただいた『人形浄瑠璃文楽』にすっかりはまっています。
記事への想い、読者にお伝えしたいこと
奈良県は浅く楽しむのも良し、深堀すれば抜け出せなくなるほどの楽しい所です。掲載記事に事欠くことはありません。
シニア層の読者が多い本誌ですが、古墳女子や歴女と呼ばれる若い人たちにも楽しんでいただける記事を心掛けています。
これからの『月刊奈良』
次世代へのバトンパスが旨く行くように願うばかりです。
編集者
経歴
記事への想い、読者にお伝えしたいこと
これからの『月刊奈良』へ期待すること